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鳥取県といえば多くの人が思い浮かべる日本最大級の砂丘「鳥取砂丘」。そのすぐ近くには、世界で初めての砂の彫刻「砂像」を専門に展示する美術館「砂の美術館」があります。繊細かつ迫力ある砂像は、鳥取砂丘の砂と水だけで作られており、幅20メートルにもおよぶ巨大な作品にも凝固剤は一切使用されていません。

2006年の開館以来、「砂で世界旅行」をコンセプトに定期的にテーマを変え、国内外の砂像彫刻家による壮大な作品を公開。期間限定で展示され、会期が終われば作品をすべて崩して砂に戻し、再びその砂を使用して新たな作品が制作されます。永遠に残らないがゆえの美しさも、人々を魅了する所以です。

※掲載作品は現在開催中の「砂で世界旅行・日本」の一部で、展示期間は2026年1月4日（日）までです。